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日々起こったことを共有したり、思ったこと、勉強したことを書いていくブログ。普段はRailsやAWSを活用したWeb系の開発をやってます。

読書感想「やってのける〜意志力を使わずに自分を動かす〜」

キーワード

目標、モチベーション、努力

本のまとめ

目標を達成するのに必要なのは努力、計画性、粘り強さ、目標にあったアプローチであって、決して生まれつきの能力ではない。だれでも目標達成は可能である。どう努力するか、どう計画をたてる、どう粘る、どうアプローチするといったことが書かれている。
 人の考え方や目標の特性について「獲得型」「防御型」「証明型」「習得型」「何」「なぜ」というパターンがある。 それぞれ人には目標設定に偏りがあるため、目標に応じてフォーカスする特性を変えるとモチベーションや粘り強さがコントロールできる。
目標を達成するには、障害物がつきものである。どんな障害があるのか、事前に知っておけばいらぬ行動をとることや行動しないという状況を防げる。
計画を立てるにもコツがある。シンプルに、具体的に考える。どこでするか、いつするかを決めていれば、条件に近づくとやることを思い出せ、機会を逃さずに済む。
自制心を鍛えるには、自制心が必要となる小さいことを続ければいい。それ以外のことにも良い影響が出てくる
目標は達成できないこともあるということを知る。それによって、目標を抱え込まない。

考えたこと

 前回のチーズでは、変化する際には目標達成している自分を詳細に考え、その過程によぎった恐怖は起こらないとする といった風に書かれていた。
今回は目標という点にフォーカスが当たり、じゃあどうすれば目標達成を行えるかが記述されているHowto本だと捉えました。
 目標の特性により人のモチベーションがコントロールできたり、粘り強さが増したりという結果はとても面白い。
確かに自分は、何か目標を立てる時にいいことばかり考えすぎてる気がした。色々手をつけるが、長続きしないのはこのためだと思う。目標には障害がつきもので、それらがどのようなものか考えることが必要だ。

 あとは人が幸せになる3つの要素「関係性」「有能感」「自律性」は、何かサービスを作る時に意識する必要があると考えた。
 欲求は最も人の根本にあるもの。ユーザーのこれらの欲求を満たせば、受け入れられるサービスやキャンペーンになるはず。
 関係性は他者との良好な関係をつくり育めた時、有能感は個人的成長に着目した目標を達成した時、自律性は自らの興味や価値観に合った目標を自分の意思で追っている時に満たされる。
 今流行っているサービスはこれらを満たしているものなのだと思う。

 最終章のフィードバックについても有用だと感じた。これまでどのようにフィードバックすればいいかは考えたことがなかった。あと4ヶ月後輩に良いフィードバックするように努めます。